ホーム家庭救急「これだけは知っておこう、病院に行く前に」

 
幼児,小児が関節痛を訴えた時

  活動的な子供の関節痛は、関節部の捻挫によるものが多いです。 まれですが、アレルギー性疾患の部分症状の場合もあり、元気がなかったり、長く続く場合にはかかりつけ小児科医の診察を受けてください。

【足関節捻挫の家庭内救急処置】
  足関節部をねじったために起こる関節周囲の靭帯の部分損傷です。
  1.受傷後24時間はまず、湿布をして局所冷却をしてください。
  2.次いで、弾力包帯で関節周囲を少し固めに巻いてください。 この時,関節部全体を広めに巻くことが大切です。
  3.24時間以後は傷害部の治りを速めるために温湿布が有効です。
  4.1日経過しても足関節部の痛みが軽減しない場合には、外科,整形外科病院で固定器具を用いた局所の完全固定が必要となります。 この場合には,治るまで約1週間の局所安静が必要となります。



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