ホーム>家庭医学「これだけは知っておこう、病院に行く前に」

 
幼児、小児が便秘ぎみの時

  排便は1日1回の場合も、数回の場合も、また、2日ごとに排便する場合もあります。 子供が元気な様子で、排便時にぐずらないのであれば問題ありません。 
  食べ物が変わったり、病気の時には排便リズムは変わります。 ストレスにも注意してください。
【注意】
1. 緩下剤は子供には使用しない。 緩下剤は腸管の正常な蠕動運動反射の妨げになり、
   排便習慣を乱す原因になります。 むしろ、日頃から、果物ジュース、野菜の摂取の食
   習慣を身につけさせることが大切です。 自然の排便に注意を払ってください。
2. 便秘にて機嫌が悪く、特にそれ以外にも異常がない場合には、浣腸による局所刺激による
   排便を試みてください。 浣腸に反応して排便が見られたなら、便の性状を見るようにしてく
   ださい。
   排便後に機嫌がよくなれば問題ありません。 


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