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1986年コブ博士と共に
@シアトル

心肺蘇生法国際ガイドライン(G2010)の紹介 
1.“AED First”から“AED Fast”、さらに“まず、胸骨圧迫”
  G2000では心停止後5分以内であれば“AED Fisrt”(まずAED)で、心肺蘇生法を行わずにAEDによる除細動が最優先でした。
  G2005では、まず心肺蘇生法を行い、できるだけ早くAEDによる除細動“AED Fast”(迅速なAED)を行う手順に変更しました。
  G2010では、意識がなければ、すぐに胸骨圧迫よる連続マッサージを行う簡易法“まず、胸骨圧迫”となりました。

2.連続心臓マッサージの重要性:“まず、胸骨圧迫”
  心室細動により循環停止状態では、心臓マッサージを行わないと脳虚血、心筋虚血が急速に進行します。
  人工呼吸に手間取る人、直接口対口人工呼吸に抵抗がある人は、人工呼吸を行わなくても心臓マッサージだけで十分に効果かあります。
  意識と呼吸はなければ、“まず、胸骨圧迫”を行います。

3.ヘルスケア・プロバイダー、熟練者には、フェイスマスク、バッグバルブマスクの訓練が必要となります。
  AED付属品にフェイスマスク、バッグバルブマスクを備え付け、AEDによる除細動後の人工呼吸に使用します。
  この際の心臓圧迫:人工呼吸の比率は30:2に変更になりました。

4.1歳以上の小児の心臓突然死に対してもAEDが使用できるようになりました。

  詳しくは、「心肺蘇生法の歴史」:ガイドライン2010の解説をお読みください。

CD・DVD内容紹介 「あなたは愛する人を救えますか」
  もし、目の前であなたの愛する人が倒れたならば「あなたは愛する人を救えますか?」。
  心臓突然死は、心臓が不規則にケイレンする心室細動によって起こります。愛する人の命を救うためには、すぐさまAEDにて除細動を行うことが、唯一の救命手段です。
  目の前で愛する人が倒れたならば、すぐさま「意識と呼吸の確認」を行ってください。意識と呼吸がなければまず“AED”で除細動を行ってください。
  手もとにAEDがなければ、救急車が到着するまで、心臓マッサージを続けてください。


この建物内には
AEDが設置されています。
  左記のロゴマークは、AEDの設置場所を示すのではなく、建物内、敷地内にAEDが設置されていることを示すマークです。
  現時点では、一般市民にAEDの存在を知ってもらうことが大切と考えます。

「AED使用の意義」(動画)

「一般市民が行うAEDを用いた心肺蘇生法」(動画)


  このCD・DVDでは
AEDを使用した心肺蘇生法を「一般市民」、「ヘルスケアプロバイダー」、「医療従事者(病院内)」の立場の異なる3つのパターンについて実演しております。 
 
国際ガイドライン2010のマニュアルに準じています。
  動画サンプルの詳細についてはホームページ 健康スポーツ関連施設連絡協議会の「AEDのCD・DVD実費頒布」をご覧ください


一般市民による心肺蘇生法およびAEDの現況
詳細
 

  総務省消防庁が2014年12月に発表した「平成26年版 救急・救助の現況」によれば、一般市民により目撃された心原生心肺停止は25,465例あった。 その内、一般市民によりAEDによる除細動が実施された救急患者は、907例(3.6%)で、
1カ月生存率は50.2%で、心肺蘇生が実施されなかった患者(8.9%)より5.6倍高かった。 
 
1カ月後社会復帰率は42.8%(心肺蘇生なし群:5.0%)だった。
  一般市民による心肺手蘇生が実施された全患者の1カ月後の生存率と社会復帰率は、それぞれ14.8%、10.7%だった。

AEDの今後の問題点:除細動後の人工呼吸の不実施   症例1
  心肺蘇生法の歴史の中で、AED導入後に心臓突然死の救命率が飛躍的に上昇したが、AEDによる迅速な除細動を優先するあまり、従来の心肺蘇生法で苦労して教えていた口対口人工呼吸法をAED講習会で教えなくなっている。
  心肺蘇生法ガイドライン2010においても、迅速なAEDによる除細動後に心臓マッサージ:人工呼吸=30:2を行うように指導されているが、実際の講習会では、AED手順のみの指導で人工呼吸法を教えていないのが現状である。 人工呼吸用の訓練人形も姿を消している。
  こうした状況下で、AEDの迅速な除細動にて正常な脈に回復していながら、除細動後は心臓マッサージしか行われておらず、酸素欠乏にて再度、心停止になる残念な症例(症例1)が見られる。
  AED普及した今、もう一度、心肺蘇生の原点に戻り、救命救急講習を見直すことを願っている。
再認識:一人で行う心肺蘇生法のやり方(ガイドライン1992) (動画)
  AEDが登場する前、「一人で行う心肺蘇生法」の講習会では、口対口人工呼吸法の指導を徹底的に行っていた。
  救命救急法の基本として口対口人工呼吸法の重要性は変わっていない。乳児・小児の突然死では、AEDよりも口対口人工呼吸が優先される。水難事故における口対口人工呼吸法の習得、気道閉塞時の呼吸の確認法など最近は講習会では教えなくなっている。
  口対口人工呼吸の重要性を知ってもらうために、敢えて「一人で行う心肺蘇生法」(動画)のやり方を提示する。

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